永久磁石が破砕されにくく、加工がしやすくかつ振動吸収効果が高い磁性流体ダンパを提供する。【解決手段】キャビティを画定する筐体100の内部に、複数の永久磁石210、220及び多孔質媒体部材310を有する。多孔質媒体部材310が、第1の方向において隣接する2つの永久磁石210,220の間に位置し、多孔質媒体部材310の空隙に磁性流体610が充填されている。2つの永久磁石が受ける復元力が等しくない複数の復帰部410、420と、を含む二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパーを開示する。本発明の実施例に係る二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパーは、振動吸収効果が良く、振動吸収効果が安定しているという利点がある。 ......

  • 专利类型:

    发明专利

  • 申请/专利号:

    JP2021084693

  • 申请日期:

    2021-05-19

  • 专利申请人:

    清华大学

  • 分类号:

    F16F15/023;F16F9/53;F16F6/00

  • 发明/设计人:

    李 ▲とく▼才李 倩王 玉明韓 鵬棟

  • 权利要求: 【請求項1】 二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパーであって、 キャビティを画定し、第1の方向において対向する第1の壁面及び第2の壁面を有する筐体と、 複数の永久磁石及び少なくとも1つの第1の多孔質媒体部材であって、前記少なくとも1つの第1の多孔質媒体部材と複数の前記永久磁石が第1の方向に沿って前記キャビティ内に交互に配置され、各前記第1の多孔質媒体部材が、前記第1の方向において隣接する2つの前記永久磁石の間に位置し、各前記第1の多孔質媒体部材が対応する隣接する2つの前記永久磁石のうちの一方に設けられ、各前記第1の多孔質媒体部材の空隙に第1の磁性流体が充填されている複数の永久磁石及び少なくとも1つの第1の多孔質媒体部材と、 複数の前記永久磁石に1対1で嵌合されて、前記永久磁石に第2の方向の復元力を加える複数の復帰部であって、前記第1の方向において隣接する2つの前記永久磁石が受ける前記復元力が等しくない複数の復帰部と、を含み、 複数の前記永久磁石は、第1の永久磁石及び第2の永久磁石を含み、複数の前記復帰部は、第1の復帰部及び第2の復帰部を含み、前記第1の復帰部が前記第1の永久磁石に嵌合され、前記第2の復帰部が前記第2の永久磁石に嵌合される、 ことを特徴とする二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパー。 【請求項2】 複数の前記永久磁石は、さらに、少なくとも1つの第3の永久磁石を含み、前記少なくとも1つの第3の永久磁石が、前記第1の方向において前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁石との間に位置し、複数の前記復帰部は、さらに、少なくとも1つの第3の復帰部を含み、前記少なくとも1つの第3の復帰部が前記少なくとも1つの第3の永久磁石に1対1で嵌合される、 ことを特徴とする請求項1に記載の二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパー。 【請求項3】 前記第1の復帰部は第1の弾性部材であり、前記第2の復帰部は第2の弾性部材であり、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材はそれぞれ前記キャビティ内に位置する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパー。 【請求項4】 前記第1の弾性部材は第1のスクロールスプリングであり、前記第1のスクロールスプリングが前記第1の永久磁石の少なくとも一部に嵌められ、前記第2の弾性部材は第2のスクロールスプリングであり、前記第2のスクロールスプリングが前記第2の永久磁石の少なくとも一部に嵌められる、 ことを特徴とする請求項3に記載の二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパー。 【請求項5】 前記第1の復帰部は第1の溝であり、前記第2の復帰部は第2の溝であり、前記第1の壁面に前記第1の溝が形成され、前記第2の壁面に前記第2の溝が形成され、前記第1の溝の開口部の第2の方向におけるサイズが前記第1の溝の底部より大きく、前記第2の溝の開口部の第2の方向におけるサイズが前記第2の溝の底部より大きく、前記第1の溝と前記第1の永久磁石との間に第2の磁性流体が充填され、前記第2の磁性流体が前記第1の永久磁石に吸着し、前記第2の磁性流体が前記第1の溝と接触し、前記第2の溝と前記第2の永久磁石との間に第3の磁性流体が充填され、前記第3の磁性流体が前記第2の永久磁石に吸着し、前記第3の磁性流体が前記第2の溝と接触し、 前記第1の溝は、前記第2の方向において対向する第1の側壁及び第2の側壁を有し、前記第1の側壁が前記第2の方向において第1の端及び第2の端を有し、前記第2の側壁が前記第2の方向において第3の端及び第4の端を有し、前記第2の端が前記第1の溝の底部に近接し、前記第3の端が前記第1の溝の底部に近接し、前記第1の端が前記第2の端の内側に位置し、前記第4の端が前記第3の端の内側に位置し、前記第1の永久磁石が、前記第2の方向において前記第1の端と前記第4の端との間に位置し、 前記第2の溝は、前記第2の方向において対向する第3の側壁及び第4の側壁を有し、前記第3の側壁が前記第2の方向において第5の端及び第6の端を有し、前記第4の側壁が前記第2の方向において第7の端及び第8の端を有し、前記第6の端が前記第2の溝の底部に近接し、前記第7の端が前記第2の溝の底部に近接し、前記第5の端が前記第6の端の内側に位置し、前記第8の端が前記第7の端の内側に位置し、前記第2の永久磁石が、前記第2の方向において前記第5の端と前記第8の端との間に位置する、 ことを特徴とする請求項2または3に記載の二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパー。 【請求項6】 前記第1の溝は、円錐形または円錐台形であり、前記第2の溝は、円錐形または円錐台形である、 ことを特徴とする請求項5に記載の二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパー。 【請求項7】 前記第1の復帰部及び前記第2の復帰部のうちの一方はスクロールスプリングであり、前記第1の復帰部及び前記第2の復帰部のうちの他方は溝であり、前記第1の壁面及び前記第2の壁面のうちの一方に前記溝が形成され、スクロールスプリング部材が前記キャビティ内に位置し、前記スクロールスプリングが前記第1の永久磁石及び前記第2の永久磁石のうちの一方の少なくとも一部に嵌められ、前記溝の開口部の第2の方向におけるサイズが前記溝の底部より大きく、前記溝と、前記第1の永久磁石及び前記第2の永久磁石のうちの他方との間に磁性流体が充填され、前記磁性流体が前記第1の永久磁石及び前記第2の永久磁石のうちの他方に吸着し、前記磁性流体が前記溝と接触し、 前記溝は円錐形または円錐台形である、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパー。 【請求項8】 各前記第3の復帰部は第3の弾性部材であり、各前記第3の復帰部が前記キャビティ内に位置し、前記第3の弾性部材は第3のスクロールスプリングであり、前記第3のスクロールスプリングが対応する前記第3の永久磁石の少なくとも一部に嵌められる、 ことを特徴とする請求項2に記載の二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパー。 【請求項9】 第2の多孔質媒体部材であって、前記第1の永久磁石が前記第1の多孔質媒体部材と前記第1の壁面との間に位置し、前記第2の多孔質媒体部材が前記第1の永久磁石と前記第1の壁面との間に位置し、前記第2の多孔質媒体部材が前記第1の永久磁石に設けられ、前記第2の多孔質媒体部材の空隙に第2の磁性流体が充填される第2の多孔質媒体部材と、 第3の多孔質媒体部材であって、前記第2の永久磁石が前記第1の多孔質媒体部材と前記第2の壁面との間に位置し、前記第3の多孔質媒体部材が前記第2の永久磁石と前記第2の壁面との間に位置し、前記第3の多孔質媒体部材が前記第2の永久磁石に設けられ、前記第3の多孔質媒体部材の空隙に第3の磁性流体が充填される第3の多孔質媒体部材と、をさらに含む、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパー。 【請求項10】 前記第1の多孔質媒体部材、前記第2の多孔質媒体部材及び前記第3の多孔質媒体部材は、スポンジ、発泡カーボン、及び発泡銅のうちの少なくとも1つにより作製される、 ことを特徴とする請求項9に記載の二次浮力の原理に基づく磁性流体ダンパー。

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